神戸大学学生広報チーム・活動報告

メンバーが取材した神戸大学の情報をお届けします!

【学部紹介シリーズ】⑤医学部編

学生広報チームのメンバーが、自身が所属している学部を紹介する「学部紹介シリーズ」。

今回は医学部をお届けします!担当は医学部医学科6年(執筆当時)の山岸です。

よろしくお願いします!

 

――この学部を選んだ理由

 医者って患者さんの診断や治療だけでなく、医学の発展のために研究もできるんです。自分は医学研究に興味があったので、そこに惹かれました。また、東日本大震災などの災害を経験して、命を助けるような学問の重要さを感じました。

 医師は研究もできるうえに人の命も助けられる、医学は学問としてとても面白そうだと思い、医学部を選びました。

――専攻・学んでいること

 医学部での学びは大きく「臨床医学」と「基礎医学」に分けられます。「臨床医学」は実際の病気の治療に関わるような学問です。神戸大学の医学部では、講義で「基礎医学」について学ぶだけでなく、実際に研究に取り組むこともできます。私自身も、生体構造解剖学の研究室で、タンパク質の構造研究を行っています。

 「基礎医学」とは、生き物の身体の中でどのように生命活動が行われているのか、がん細胞がなぜ生じるのか、といった生命科学の根本的な部分に関わるものです。研究を通じて、講義だけでは学ぶことができない、論理的な思考や深い実践的な知識を学ぶことができました。

 「臨床医学」では、脳梗塞やがんといった入学前にはなんとなくしか知らなかった病気について、その原因や治療法を体系的に学ぶことができました。患者さんを助けるのに役立つ知識を得られたので、やりがいがありました。

――学部の特長・おすすめポイント

 医学部には研究コースというプログラムがあります。通常のカリキュラムに加えて、学会で発表したり、研究室の先生方から直接指導を受けたりできます。臨床実習をしながら研究できるプログラムなのですが、すごくよかったです。研究をしたいという希望も叶えられましたし、神戸大学の先生方は大変面倒見が良く、丁寧に指導していただけました。

 ――キャンパスのお気に入りスポット

 建物内でいうと、学生ホールという学生が自由に座っていいブースがあるんですけど、そこはWi-Fiもあるし、勉強もできるのでよく利用していました。

 また、医学部のキャンパスは六甲キャンパスとは別の場所にあり、キャンパスのすぐ隣に「大倉山公園」という大きな公園があります。街中だけど緑が豊かで、気分転換にはぴったりです。少し足を伸ばせば、神戸の観光地である湊川神社ハーバーランドもあり、環境としてはとてもいいと思います。

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大倉山公園

――ひとことメッセージ

 神戸大学医学部は、ノーベル賞を受賞された山中伸弥先生をはじめ偉大な卒業生がたくさんいらっしゃいます。教育に熱意のある先生も大勢いらっしゃるので、学習環境としてはとてもいいです。

 街も魅力的で、充実したキャンパスライフは間違いなしです!

 

関連リンク

www.med.kobe-u.ac.jp

  • 医学研究コース

www.med.kobe-u.ac.jp