神戸大学広報誌「風」18号を12月17日(金)に発刊しました。「キラリ神大OBOG」コーナーで、学生広報チームのメンバーがウォーリー木下さんを取材しました。
ウォーリー木下さんは演出家・脚本家として活躍されている卒業生で、東京2020パラリンピック開会式の演出を務められました。パラリンピック開会式のお話や学生時代についてお聞きしています。是非ご覧ください。
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○取材を担当した学生のコメント:
法学部3年 中尾 満里奈
「今年、大きな話題となったパラリンピック開会式演出家のウォーリー木下さんに取材しました。様々な質問に明るく真摯に答えていただき、大きな組織をまとめ上げる人としての大きさを勉強させていただきました。
ウォーリーさんが取材中に何度もおっしゃっていたのは「遊び」という言葉です。ウォーリーさんの創作の原点には幼い頃の真似っこ遊びのようなものがあると話されていました。新鮮ではありましたが、大人になるにつれ忘れていたものを呼び起こすことで多くの人の心を揺さぶるものになっているのだと納得しました!今回は貴重な機会をいただきありがとうございました。」
文学部3年 正中 麻侑生
「お会いしたウォーリー木下さんは、その佇まいや表情から、優しさが滲みだしているといっても過言ではないような方でした。多くの人を巻き込んで、スケールの大きな演出を成し遂げることができる所以は、ひょっとするとそうした“人間力”にあるのではないか、と感じさせられた取材でした。
ウォーリーさんの演出の根っこの部分には、「多様性の尊重」があるといいます。観客、ひいては「大衆」を一括りとすることを厭い、「個」の差異へ思いを致す。そうした意識は、意図せずとも、パラリンピック開会式の演出に、たしかに表れていたと、私は思います。」