神戸大学学生広報チーム・活動報告

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【キラリ☆神大団体】Vol.13 スケート部~スケートで新たな自分へ挑戦~

今年の平昌オリンピックで、大きな注目を集めた「スケート競技」。日本人選手の活躍をきっかけに、大迫力のスピードスケートや、華やかなフィギュアスケートに興味を持たれた方もいるのではないでしょうか。

神戸大学にも、この二つの部門を備えたスケート部があります。スピード部門主将の村田裕太朗さん(経済学部3年)と、フィギュア部門次期主将の木﨑萌花さん(農学部2年)のお二人に、その活動内容や魅力を語っていただきました。

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「スケートって習得するのはちょっと難しそう…」と思って取材に臨んだ私ですが、インタビューを終えて少し印象が変わりました。スケートに少しでも興味のある方、何か新しいことにチャレンジしてみたい方、ぜひ読んでみてください。


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村田さん(左)と木﨑さん(右)

――—スケート部の普段の活動について教えてください。

村田(スピード):普段は主に、西宮アイスアリーナでの氷上練習と、鶴甲第2キャンパスでの筋トレメインの練習を行っています。神大の部員自体はそれほど多くありませんが、氷上練習は他大学と一緒にしているので、60人から70人ほどの大人数で練習することもあります。

木﨑(フィギュア):私たちフィギュア部門も同じように、西宮アイスアリーナでの氷上練習と、スピード部門と合同での筋トレメインの練習があります。シーズンになると試合は月に1回ほどあります。また、他大学と合同で氷上練習や合宿を行ったり、旅行やご飯に行ったりするなどして仲良く活動しています。

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――—スケート競技をやっている人は少ない印象なのですが、お二人が始めたきっかけを教えてください。

村田(スピード):確かに神大でも競技人口は少ないですし、スピード部門は全員未経験で入部した人ばかりです。経験者は関西で見ても少ないですね。僕にとってもスケートは馴染みがないスポーツでしたが、もともと陸上をやっていたこともあり、体感スピードがもっと速いスポーツをやりたいと思っていました。スケートは自分の力で速く走るという感覚が強そうなイメージだったので、この部活を選びました。

木﨑(フィギュア):部員11人のうち、経験者は2人だけなのでフィギュア部門も経験者は少ないです。小さい頃に地元のリンクで何度か滑ったことはあったのですが、私が本格的にスケートを始めようと思ったのは、先輩の演技を見たことがきっかけでした。大学から始めたのに2回転ジャンプをしているのを見て私もやりたいと思ったし、大学から始めてもこんな技が出来るようになるんだと思えました。今は5種類の1回転ジャンプや基本姿勢は身についたと思うので、2回転に挑戦していきたいです。

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――—この部活に入って楽しいことは何ですか?

村田(スピード):年に1回ある他大学との合同合宿がとても楽しいです。スケートの上達はもちろん、他の大学との交流を深めることができて、とても充実しています。また、スピードスケートの試合では、ショートトラックのリレーが唯一のチーム戦なのですが、この競技でチームが一丸となって戦うことに、大きな達成感を感じます。

木﨑(フィギュア):やっぱり一番楽しいのは、技を習得できたときや、試合で結果を残せたときですね。また、先程も言ったように、様々な大学が同じリンクに集まって練習しているので、色々な人と交流が深まり、いつも楽しく活動できています。

――—スケート部の魅力を教えてください。

村田(スピード):大学から新しいことを始めたい人には最適なスポーツだということですかね。競技人口が少ない分、インカレや多くの試合に出ることができ、レベルの高い人たちと経験を積むこともできます。

木﨑(フィギュア):今まで運動をしてこなかった人でも、スケートは練習すればするほど上手く演技ができるようになり、結果が出せます。それぞれ自分のペースを保ちながら、頑張った分だけ成果が出るのが魅力だと思います。フィギュア部門も競技人口が少なく初心者が多いので、大学から始めても表彰台に乗ることができるのも魅力ですね。大学から始めても上を目指せるスポーツは、スケート部くらいかもしれません。

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――—今後の目標を教えてください。

村田(スピード):個人としてはスケートの昇級試験で自分の目指すレベルにいくことができるように頑張りたいです。団体ではリレーで記録を伸ばし、試合で表彰台に乗れるように部員全員で頑張っていきたいと思います。

木﨑(フィギュア):フィギュアにも昇級試験があって、まずはインカレに出ることができる条件である3級を目指したいです。そして最終的にはインカレ予選を通過し、全日本インカレを目指せたらいいなと思います。団体では、試合で少しでも勝てるように部員全体のレベルの底上げを図り、インカレ出場者が出るチームにしたいです。

――—最後にメッセージをお願いします。

村田(スピード):部員は絶賛大募集中です。いつでも見学や体験が可能なので、少しでも興味があったら気軽に声をかけてください。TwitterやHPを通していつでも連絡してもらえればと思います。

木﨑(フィギュア):大学4年間で一つでも打ち込めるものがあったら、きっと大学生活が充実したものになると思います。ぜひ何か見つけてほしいし、それがスケートだったら本当に嬉しいです。スケート部の情報はTwitterやHPに載せているのでチェックしてみてください。

――—ありがとうございました!

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関連リンク

取材を担当した学生

文責:杉岡 祐依(経済学部4年)

部員の皆さんがとても仲良く、楽しんでスケートを練習していることが伝わりました。また、スケート競技は大学で始めたとしても、大きな目標に向かって頑張ることができるというのも印象的でした。今後のご活躍を期待したいです。

カメラ:伊藤 史佳(工学部3年)