神戸大学学生広報チーム・活動報告

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【取材報告】神大アポロンの魅力!~第60回定期演奏会を終えて~

 12月3日、神戸文化ホールにて、神戸大学混声合唱アポロン定期演奏会が行われました。本公演で引退する学生を含めた現役生だけでなく、OB・OGや客演者も多く参加する大舞台でした。観客席には、OB・OG同士で歓談する人も多く、歴史を感じる演奏会でした。
 今回はその定期演奏会を終えたアポロンの部員である松田さん、岩橋さんに取材をしていこうと思います。

――定期演奏会お疲れ様でした。本番を終えての感想を教えてください。

岩橋 リハーサルが朝からあって、バタバタしていたので正直疲労困憊でしたが、OB・OGさんとの合同ステージが特に楽しかったです。本番では今回の曲をOB・OGさんと歌うことのできる最後の機会という感覚もなく、普段の練習のような気持ちで挑んだので、終わった後にアドバイスを聞きに行こうとしていました(笑)。

 案外あっという間に終わったなと感じています。

――定期演奏会開催まで苦労したことはありましたか。

松田 OB・OGさんと少ない時間の中、打合せや練習をするのが大変でした。歌の練習自体よりも、それまでの準備で、メールのやり取りなど情報共有が特に大変でした。しかし、練習回数が少なくてもオンラインを活用して、遠方の方でも、各自で練習できるようにしていました。

 当日のミックスコーラス企画では、遠方の方や当日参加できない方のために動画を活用しました。バックスクリーンに事前に撮影していただいた歌唱動画を流し、一緒に歌っているようなステージにしたんです。指揮者の方が、リモート企画が得意だったり、動画編集ができる知り合いの方がいたりしたので、人脈をフル活用しました。コロナに負けないぞという姿勢を示すことにもつながったと思います。

――では、次にアポロン自体について。アポロンの主な活動内容を教えてください。

松田 年に何回かある演奏会に向けて、月木土の週3回、合唱の練習をしています。学生の合唱団としてはガチ度が高いのが特徴で、オンオフのメリハリをつけて活動をしています。

 合唱用の歌以外にも好きな歌を歌う会をしたり、合宿(※今年は2年振り)では、肝試しや観光をしたりもしています。

――なぜアポロンに入部しましたか?

松田 もともと合唱の経験はなかったけれど、興味があって入部しました。また、合唱主体のアポロンの雰囲気が自分に合ってそうだと感じたので入りました。

岩橋 元々合唱をやっていて、大学でもやりたいと思っていたので入部しました。向上心をもって取り組みたいと思い、それと同時に競争心が強すぎず、「みんなでうまくなろう」という感じがあったアポロンに入部することにしました。元々は女声合唱をしていたので、混声合唱に不安もあったのですが、紳士的な方が多くて安心したのも大きいです。雰囲気が良い団だと思います。

――その他アピールや言いたいことなどお願いします。

松田・岩橋 新入生に入ってほしいです!ガイドラインに沿って、感染症対策もしているので、安心して活動できます。人数が増えると歌える合唱曲も増えるので、ぜひ入ってほしいです!

 ちょっと興味がある程度の人、合唱曲以外でも歌うのが好きな人、みんなとワイワイしたいなという人も大歓迎です。部員の半数くらいは初心者なので、経験は気にせずに入ってきてほしいと思っています。

 顧問の先生曰く、「合唱で鍛えて、通りやすい声ではきはきしゃべることができるようになると就活にも有利!」だそうなので、メリット尽くしです!

 合唱だからと身構えずにぜひ興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

〇取材を担当した学生のコメント

 実際演奏会を観に行ったのですが、OB・OGさんが多く、歴史を感じました。また、取材時のアポロンの団員のお二人の様子を見ていると合唱が楽しいということが伝わってきて、こちらも楽しかったです。

(法2・寺岡)