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【取材報告】全日本アマチュア本因坊戦(全国大会)出場!囲碁部・松本直太さんインタビュー

マチュア囲碁界のビッグタイトル戦「全日本アマチュア本因坊戦」の県大会が6月に行われました。兵庫県大会で見事優勝し、全国大会への出場を決めた松本直太さん(神戸大4年)。普段の練習や、全国大会への意気込みをお聞きしました!

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――まずは県大会優勝おめでとうございます!優勝した感想をお聞かせください。

 久しぶりの大会出場でした。コロナで大会や活動がなくなってしまって、技術的にもモチベーション的にも十分な準備はできていませんでしたが、優勝できて嬉しいです。

――松本さんが囲碁を始めたきっかけは何ですか?

 5歳のときに保育園でやっていた囲碁教室に参加したことがきっかけです。ボランティアの先生に教えてもらって、中学校に入るまではそこで教えてもらっていました。平日は1時間、土日は3時間くらい。地元で代表になるくらい強い先生で、その先生に教えてもらえたのは運が良かったですね。

 中学、高校では主にネット対局をして、独学で勉強していました。

――囲碁を続ける中で、苦労はありましたか?

 小学2年生のときに初めて全国大会に出たのですが、「出るからには結果を出さないと」と思ってしまって、ストレスを感じて楽しめなくなってしまいました。それからも義務感で続けていたようなところがあり、高校生くらいまでは苦しい時期が続きました。

 大学生になって、強い人と対局するうちに自分の囲碁のとらえ方が変わって、「勝たなきゃ」というよりも「勝つときは勝つし負けるときは負ける」くらいの気持ちで挑めるようになりました。実力があってもそこは仕方ないので、それなら楽しく打った方がいいなって。今は囲碁以外でも自分が一番やりたいことをやって、気が向いたら打つようにしているので、楽しんで取り組んでいます。

――神戸大学に入ったのには理由があるのでしょうか?

  はい。囲碁団体戦では、関西の大学だと10年前くらいから立命館大学が飛びぬけて強くて、囲碁推薦もあるんです。そこに行くことも考えましたが、それだとずっと立命館大学の一人勝ちで面白くないと思って、そこを倒せるような大学にしようと考えました。それと自分の学力を考えて神戸大学を選びました。今は関西の大学で3位の位置につけています。

 囲碁部には有段者もいますし初心者で入部した人もいます。興味がある方はぜひお声がけください。

――最後に、全国大会に向けての意気込みを教えてください。

 県代表として出場するからには優勝を目指したいと思います。そのために、これまで以上にしっかり準備をして臨む予定です。実力的には未熟な面もありますが、不可能ではないと思うので、楽しみながら頑張ります。

 

 

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