神戸大学学生広報チーム・活動報告

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【取材報告】今年の六甲祭も書道研究会に注目!

六甲祭の季節がやってきました。今年の六甲祭は11月9日(土)、11月10日(日)の2日間にわたって開催されます。今回は、今年の六甲祭でも毎年恒例の「書道パフォーマンス」を披露するという書道研究会を取材しました。今年はこれまでよりもバージョンアップし、新たな試みも企画されているとのことです。

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まずは、書道研究会での練習の様子についてご紹介します。

練習にお邪魔すると、まず目についたのは1枚の大きな紙。書道パフォーマンスに向けて、実際に大きな紙を使って日々練習しています。

その後部員の皆さんが移動して始まったのは、ストレッチと書道パフォーマンスでの動きの練習です。みんなで輪になってストレッチをした後は、音楽をかけ、声を出しながら実際のパフォーマンスでの動きを確認していきます。

書道パフォーマンスでは字の美しさはもちろん、見せる動きも大切なので、しっかり体に染みつくよう、何度も練習を重ねているそうです。お話を伺うと、ジャンプをしながらスクワットをするような動きが多いので、練習後は筋肉痛になってしまうほどだそう。しゃがんで動きながら字を書くのは、なかなかの体力を求められそうです。

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書道研究会では、現在は六甲祭に向けて書道パフォーマンスの練習を中心に活動を行なっていますが、普段の練習は教室で行っています。

パフォーマンス練習の時期が来ると週3回ほどの練習になるとのことですが、普段の教室練習は大体週に1回くらいのペースで行われています。特に書く内容のテーマは設けず、それぞれが自由に好きな字を書いているとのこと。また、この書道研究会には経験者だけでなく未経験の方も多くいるそうなので、それぞれの楽しみ方で書道ができるのは魅力的ですね。

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この日はポーランドからの留学生のトーマスさんも活動に初参加。トーマスさんはポーランドの大学で日本語学科に所属しており、そこで書道と出会ったそうです。初めて見る書道パフォーマンスの様子を、すごいと感じたようです。

また、実際に筆を持って字の練習も体験しました。ポーランドの大学で先生と一緒に月2、3回ほどのペースで書道の練習をしていたそうで、慣れた手つきで字を書かれていました。トーマスさんは参加した感想として「日本の学生と一緒に書道の活動ができるのはとても楽しそうなので、これからも参加していきたいです。」と話していました。

これまでにも、海外からの留学生が書道研究会で活動していたこともあったそうです。

最後に、パフォーマンスリーダーをされている初田響子さん(国際人間科学部3年)にお話を伺いました。

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―—書道研究会の魅力はなんだと思いますか。

活動に自分で自由に参加でき、アットホームな温かい雰囲気で毎回楽しく活動できるところだと思います。字を書くだけでなく、集まった部員との会話を楽しむことができるのが、私たちの活動の中でも大きな魅力だと思いますね。

―—今年の六甲祭の注目ポイントを教えてください。

注目ポイントは3つあります!

まず今年は去年までよりも人数が多いので、パフォーマンスの内容を増やしています。今年は2日間で合わせて6曲を披露します。日本らしい楽曲や皆さんがよく知っている楽曲もありますし、それ以外に最近の人気曲も入れているので、たくさんの人に楽しんでもらいたいです。幹部を務めている3年生が一旦六甲祭で代替わりするということで、3年生の引退パフォーマンスもやります。これは今年初めての試みなので注目してもらえればと思います。

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2つ目に、毎年行っている書道パフォーマンスと室内での作品展示に加えて、今年も去年から復活した模擬店を出します。今年も力を入れて準備をして来ました。わたあめのお店を出すのですが、見た目の可愛さを重視したものを作りたいと思っているのでぜひ来てください!

3つ目にこれも新しい試みとして、フォトフレームを販売します。これはお客さんの要望に合わせた字を私たちが書いて、それをフォトフレームに挟んでお渡しするというものです。せっかく六甲祭に来ていただくので、持って帰ってもらえるお土産があったらいいかなと思い企画しました。このフォトフレームの企画を通して、私たちにとってももっとお客さんと関われる機会にしたいなと思っています。

あと、今年はパフォーマンスの場所がこれまでと違う場所になっているので、毎年来てくださっている方には注意していただきたいと思います。今年は第1学舎の中庭のあたりです。

―—ありがとうございました。


インタビューにもあったように、書道研究会は本当に楽しい雰囲気で活動されている印象を受けました。今年、六甲祭に行かれる方は、ぜひ書道研究会の書道パフォーマンスや企画に注目してみてください!

◯関連リンク

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◯取材を担当した学生

  • インタビュー:経済学研究科1年 杉岡祐依
  • カメラ:工学部4年 伊藤史佳