広報課職員による、「学生広報チームが活動している様子」取材。第3弾は「キャンパスツアー」をご紹介します。
キャンパスツアーとは
キャンパスツアーは、高校生や一般の方を招き、大学内を案内して回るイベントです。神大生がよく使う場所を中心に紹介する「神大生なりきりコース」と、神大が誇る国登録有形文化財を巡る「歴史探訪コース」があり、年間7、8回ほど開催しています。
特に「神大生なりきりコース」は、毎回定員を超える申し込みがある人気企画。オープンキャンパスに参加できなかった高校生や、大学がどんなところか見てみたい中学生の方なども参加してくれています。
企画ミーティング
毎年冬頃に、次の年度のツアーについて担当メンバーでミーティングをします。前年のコースのここを変えたらどうか、もっとこういう説明を増やしたらどうか…などなど、意見を出し合います。
コースの内容と開催日を決めて、大学のウェブサイト上で参加者の募集を開始。各日、メインガイドとサブガイドのペアで担当します。
ツアー当日!
そしてツアー当日。コースのテーマに合わせ、様々な場所を案内します。
2019年度の「なりきりコース」では、大学の本部事務局前に集合し、LANS→百年記念館→工学部→鶴甲第1キャンパス→六甲台第1キャンパスの順に案内しました。
百年記念館や六甲台本館などの定番スポットはもちろん、鶴甲第1のグラウンドやラーニングコモンズなど、学生がよく利用する場所も紹介。六甲台本館の102教室では、工学部の寺田先生にお願いし、ミニ授業も実施していただきました。
そして、もう一方の「歴史探訪コース」では、神戸大学が誇る国登録有形文化財である六甲台本館、六甲台講堂、社会科学系図書館、兼松記念館、艱貞堂(武道場)をご案内。
講堂の中や図書館の書庫の中など、普段は一般の方が入れない場所を紹介したり、建物の建築様式や歴史、飾られている絵画のエピソードなどを、参加者の皆さんに分かりやすく解説したりしました。
ガイドの1人、元山さん(工学部4年)に感想を聞いたところ、「普段はなかなか入れない場所にも案内するので、参加された方が興味を持って楽しそうにしてくれているところを見ると、わたしもとても嬉しくなります。企画、運営と携わることができるので自分自身も発見があり、やりがいがあります!」とのこと。
参加者は神戸大に興味を持ってくれている人たちばかりなので、ガイドするのも交流するのも、喜んでもらえてやりがいがあるようです!
以上、人前で話すのが好きな方や、高校生・一般の方と交流してみたい方にお勧めの、「キャンパスツアー」の活動紹介でした!