今回取材したのは神戸大学生協学生委員会(GI)。昨年は神大で音楽フェスを開催したり、国文の食堂でノンアルコールのドリンクを提供するバーを開いたりと様々なイベントをし、今年もたくさんのイベントを企画しているそうです。
GIの活動の幅はとても広く、一体どんな団体なのかよくわからないという神大生も少なからずいるのではないでしょうか。その疑問を解決すべく、我ら学生広報チーム取材班がGIの3年生委員長である山口紗瑛さん(文学部3年生)に取材させていただきました!神大GIの魅力をたっぷりご紹介します。
――—GIはどのような活動をしていらっしゃるのですか。
私たちは、生協の中の一団体として大学生活をより良くするために活動しています。具体的に言うと、生協組合員の方々が普段の大学生活の中で「こんなものがあったらいいのに」など問題に思っていることを解決するためにはどうしたらいいのかを考えて、イベントやキャンペーンを企画しています。あとフリーペーパーの発行も行っています。
――—GIは何名くらいで活動されているのですか。
現在、1〜3年生までで64名で活動していて、3年生は今年の夏で引退するので後期からは50名くらいになります。実際に活動するときは、企画するイベントごとに6〜10名のグループを作って活動します。
――—GIに入ったきっかけは何ですか。
私は、大学生活でしかできないことをやってみたいと思っていました。 高校生のとき、文化祭や体育祭などのイベントが好きだったため、そういったものを企画する立場になりたいと思い、サークルを探した結果GIに出会いました。
――—GIの活動の中でやりがいを感じるときはどんなときですか。
イベントは規模が大きいほど企画に時間がかかり、大変なこともあるのですが、私たちが頑張って企画したイベントに参加してくれている人たちが笑顔になっている瞬間を見たときにはとてもやりがいを感じます。
――—山口さんがGIの活動の中で大切にされていることは何ですか。
GI全体の活動としては、神大生をもっとワクワクさせたい、大学生活をより良くしたいという意志を持って活動しています。より多くの組合員がGIに興味を持ってくれるような企画が作れたらいいなと思います。委員長としては、何より部員たちが楽しく活動できるよう努めています。
――—今後企画しているイベントについて教えてください。
まず「古着屋GI」は、生協の購買の前などで集めた古着(バッグや靴なども含む)が、600円以下で買えるイベントです。国文の食堂の周りにあるベンチで開催します。 「古本屋」は、「目隠し書店」の形式で行います。敢えて題名と作者がわからないようにして本を出して、キャッチコピーだけを読んでこれだと思った本を買ってもらうイベントです。 「料理教室」は、GIとタニタヘルスリンクという企業と国文の食堂が連携して開催します。あの有名なタニタ食堂のメニューを作るイベントです。家でも栄養バランスが良い食事を食べられるようになることを目的としています。7/11火曜日の4限後、17:00〜20:00に国文キャンパスの食堂横のホールで開催します。
――—神大生に向けてメッセージをお願いします!
GIはいろんなイベントをやっていて、何の団体かよくわからないと言われることが多いですが、何の団体かよくわからなくてもいいので、少しでも興味のあるイベントや冊子があったら、ぜひ気軽に参加したり、手に取ったりしてほしいです!
GIは、組合員の要望に応えるべく常に大学生活の中でアンテナを張り、神大生がワクワクするようなイベントを次々と企画し開催することで大学生活をより良いものにしているのだということがこの取材でわかりました。開催するイベントそれぞれには、GI部員一人ひとりの熱意が詰まっています。日々の大学生活にもっとワクワクがほしいそこのあなた、ぜひGIのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
◯取材を担当した学生のコメント
経営学部2年 藤田 奈菜子
今回の取材を通して、GIでは部員一人ひとりが柔軟かつ自由な発想を用いてイベントを企画し、大学生活をもっと楽しいものにしているのだと感じました。GIの方々の企画力を私も見習いたいです。
経営学部2年 下村 明日香
多種多様な活動をされていることに驚きました。山口さんが組合員さんのためにということをモットーに、GIのメンバー自身も楽しんで活動できるようにと考えていらっしゃることが印象的でした。