皆さんは、神戸大学東京オフィスをご存じですか?
名前のとおりJR山手線・有楽町駅前の東京交通会館ビルの中にあり、在学生・教職員・卒業生の方なら自由に使える場所です。
ビルのエレベーターから東京オフィスのある9Fに着くと、ふと横に神戸大学のロゴマークが・・・東京に来てこのマークを見ると、どこか安心感があります。部屋には会議室があり、パソコンやプリンターも使えます。遠征用の大きい荷物を置けるスペースや更衣室が。東京に来る神大生のことを配慮してくれています。就活シーズンということもあり、訪問した時にはスーツを着た学生が何人か利用されていました。
今回、より多くの学生に首都圏の本学拠点である東京オフィスを有効活用してもらうために、神戸大学東京オフィスの所長であり、神戸大学OBでもある中塚一郎さんを取材しました。

――—神戸大学東京オフィスの役割について教えてください。
東京オフィスのミッションは3つあります。1つ目が、東京に来る神大生の就活支援。2つ目が、東京にいる神大卒業生たちの交流会の主催。3つ目が、神戸大学に対する寄付金集めです。
1つ目の就活支援についてですが、神戸大学東京オフィスは就活関係に力を入れていて、外部の専任キャリアアドバイザーと契約しております。来所した学生は積極的に就活の相談に乗ってもらっています。東京オフィスを利用した学生は昨年度だけで約1,300人で、はじめて1,000人を突破しました。
2つ目の交流会ですが、神大卒業生たちの交流会が職種や業界別に大別され、全部で11の交流会があります。各回数十人が参加して勉強会や飲み会を開催し、名刺交換をしたりして神戸大学のつながりを作っています。
3つ目の寄付ですが、これは個人の卒業生がメインで寄付をいただいています。
――—これからの展望を教えて下さい。
東京オフィスでは、六甲台第一キャンパスや大阪・神戸大学梅田インテリジェントラボラトリのテレビ映像で連絡できるようになりました。これは法学研究科が双方向テレビ講座を始めたからです。また教職員の方の利用も増えていき、東京オフィスはこれからもっと多くの方に使われていく可能性があります。

東京に行った際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。就活の一息にも最適。きっとあなたの就活の大きな力になるはずです。個別相談は9時~19時(受付終了18時半)。
Twitter 、Facebookもあるので、是非チェックしてみてください。
〇取材を担当した学生のコメント:
人間発達環境学研究科博士課程前期課程2年 増田 潤
「私は何回か東京オフィスに足を運んだことがあったのですが、改めて東京オフィスの役割について理解できました。他大学と比べてもかなり手厚いサポートをしていることが分かりました。職員さんも優しく、学生の面倒見がいい印象を受けました。また訪れてみようと思います」