12月21日(月)17時半から、六甲台キャンパス本館102教室で起業家ゼミ(神戸市・神戸大学連携創造本部共催)の最終講義「キャリア選択の一つとして起業を考える―激動する社会の中で本当に大切なこと」が行われ、神戸大学生や社会人約100人が参加。5人の起業家が登壇し、それぞれの起業観について語りました。
初めに、神戸大学出身の起業家でSRCグループ会長兼Kiss FM KOBE代表取締役社長の横山剛氏、オーシャンズ株式会社代表取締役の川添貴之氏の2人が「起業のススメ」をテーマに講演。起業するまでの経緯や起業において大切なこと、成功する要素について熱く語りました。
講演後は、学生起業家で株式会社AIWISH代表取締役社長の松本大樹氏、kokokara group代表取締役社長の清光陽介氏、SocialStudy代表取締役社長の小幡和輝氏の3人によるパネルディスカッション。ファシリテーターが「起業しようと思ったのはいつからか」「売り上げはどれくらいか」「起業の時にまず始めたこと」など、観客参加方式で展開し、起業に関するあらゆる質問が飛び交いました。
このイベントを通して、主催者側は「起業という選択肢をもっと身近に考えてもらいたい。キャリアを考えることは、人生を考えることです」と学生へエール。起業をキャリア選択の1つとして考えるきっかけになる、充実した2時間となりました。
○取材を担当した学生のコメント:
人間発達環境学研究科博士課程前期課程1年 増田 潤
「私自身もともと起業に興味があり、聴衆の一人として話を聞き入り、登壇者の方たちの熱意が伝わってきた講義でした。これからも起業家ゼミの動向に注目したいと思います」